【坊弁講座】

2016年01月05日

前回の方言の話の続きです。




//////////////////////

特殊な「ことば」

として紹介されていたものです。

するのですか→スットケ

書くのですか→カットケ


見なさい→ミテミイメッツ

貸してください→カセックレメッ


更にこのあとチがつくと語彙が強くなる

見なさい→ミテミイメッツ→ミテミイメッチ

貸してください→カセックレメッ→カセックレメッチ


//////////////////////



するのですか、書くのですか

は今でも自分自身で使っている気がします。



メツは、近所のおばちゃんがよく使っているイメージです。

おばちゃんたちの井戸端会議が目に浮かびます。
 

(08:45)

2015年12月23日

坊津町郷土誌を見ていると方言について書いてありました。


\\\\\\\\

坊と栗野は、完全に独自な「ことば」をもつ、坊は一つの「ことば」を極端に縮めて構成され

発音も尻上がりの発音になる。

鹿児島語は共通語を縮めたものとされているが、

坊の場合は、その鹿児島語をさらに縮めて発音する。


栗野は、全然他の影響を受けない、一種独特な言葉で、特に発音は、

坊の影響も枕崎との交流も感じないので

栗野独自の「ことば」の違いの一例を上げてみると

「早くご飯食べなさい」は


久志 ハヨシモアンカ

泊 ハヨメスタベェンカ

坊 ハヨメスクワンカ・ハヨシモアンカ

栗野 ハヨメスクワンカソラ

となる。

このように字で書くとたいした変わりようはないがそれぞれの地区ごとの発音が違ってくる。

/////////////////////



イントネーションは変わらないかもしれませんが 、方言しゃべる人少なくなってますよね。

独自の「ことば」

なくなってきてます。



うちの娘も方言は、遊びで喋ってます。 

(11:45)

2014年12月28日

ンダモシタン = これはどうしたことか

ント = ントヅバッ(うんとたくさん)

ンネ = 姉

ンベ = むべ

 
出典:坊津町郷土史 下巻


「ん」まできましたので坊弁講座もとりあえず終了です。 


(11:26)

2014年12月15日

ワカサレ = 分家

ワメッ = さわぐ・わめく

ワヤク = 悪ふざけ
 
出典:坊津町郷土史 下巻


(17:32)

2014年12月08日

ヨク = 休む

ヨウソロウ = 船の舵をとる言葉

ヨッゴオ(ロ) = 欲深い人・よくばり

ヨマ = 糸、ひも

ヨンゴヒンゴ = ゆがんでいるさま(あっちこっち、曲っている状態)
 
出典:坊津町郷土史 下巻


(19:00)